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012.薬浴と経口投与 [魚の病気]

魚病治療には薬浴と経口投与がある。(場合によっては外科治療もある)何がどう違うか・・・それは単に水槽に薬を溶かすか薬を食わすかだけ。しかし、この2つの治療法では使う薬や魚の症状によって効き目がまったく違う。餌を食べなくなった魚には当然、経口投与は全く効果がなく餌を食べる段階であれば経口投与が有効である。
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経口投与が有効な症例としては、主にエロモナス感染症、寄生虫症。エロモナスは体内に入り込み、体表、筋肉、骨と侵食していく。寄生虫症も種類によって若干異なるけど体内で活動し腸管に穴をあけたり、体表に穴を開けたり、エラにくっ付いたりと、内から外への侵略を企んでくるので、こいつらには経口投与が有効となる。

ただ、寄生虫にも色々あって、体表で悪さをするもの(イカリムシ、チョウ、白点病)は薬浴で対処しなければいけなくて、薬浴は今存在している親を殺すのが目的で、卵で守られている子(シスト)には効果がない。その場合、何度かのサイクルで薬浴をしなければならない。要は繁殖させる前に殺してしまうのが効果的な薬浴法である

薬浴で注意する点は、投薬により濾過細菌が弱り(死に)水質が悪化すること。魚が病気になる原因はほとんどの場合、水質悪化が関与しているので薬でもっと悪化させては本末転倒。治療中はこまめに水温、phを合わせた水での換水を行い、新たに入れた分に応じた薬剤を投薬することで水質を維持する。ちなみに我が家で病気が出た時の治療方法を軽く紹介させて頂くと・・・。

薬浴
  • 白点・ウーディニウム病(フラジール、メチレンブルー)
  • 尾ぐされ・カラムナリス病(グリーンFゴールド、エルバージュ)
  • イカリムシ・ウオジラミ(リフィッシュ・マテゾン)
  • エロモナス症(エルバージュ・パラザンD)※エサを食べない場合
  • エラ吸虫(ホルマリン・リフィッシュ・マテゾン)※軽い症状の場合


  • 経口投与
  • エロモナス症(パラザンD)
  • 原虫・べん毛虫・条虫症(フラジール・コンバントリン)
  • エラ吸虫(プラジカンテル)


  • つまり・・・・。魚病の治療には、原因になる細菌や寄生虫がどのようなプロセスをふんで増殖するか突き止めるのが大切だと私は思っている。
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