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178.トリートメント [魚の病気]

昼間に車をのる時はクーラーが必要になってきました。暖かくなりましたよね~最近。
ってなことで、そろそろ毎年恒例となってる擬似雨季飼育に切り替えようと思っています。 擬似雨季飼育の利点と考察は以前書いた「071.Wet&Dry」をご覧いただくとして、今回はこの擬似雨季の前に行うトリートメントについての考えを書いてみます。
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Lens:EF-S60mm F2.8 Macro USM (薬浴中)
焦点距離:60mm 露出モード:絞り優先(Av) 絞り:F3.5
1/20sec 露出補正-2 WB:曇り 感度:400 画像モード:JPEG
照明:フラッシュなし 蛍光灯1灯(NISSO PGⅡ )

トリートメント・・・つまりは薬浴なのですが、ウチではこの時期にエルバージュとハダクリーン(プラジカンテル)を使った二種混合薬浴を行います。薬浴する理由は極端に何かの病気が発生しているとかってわけではありません。2匹ほどエラの開閉が若干早く大きい仔がいるからです。しかしこれは病気というレベルではなく、理論的に考えて当たり前の症状ではないかと思ってます。

個体によって感受性が異なりますが、冬の間、擬似乾季飼育で換水量と頻度を抑えてバクテリアを最大限活用した飼育をしたので、水槽内にはバクテリアが湧き過ぎています。これが定着できず浮遊バクテリアとしてエラにくっ付いたり、またバクテリアが呼吸で過剰に酸素を消費したりと悪さをする結果、感受性の強い個体や老魚ではこのような症状が起きてしまうのです。また地中が暖かくなると、冬の間は大人しくしていた細菌も活性が上がります。特にこの時期~梅雨までは水槽内でカラムナリスが最も活性が高まる時期なので少しでも体調を崩した個体がいればあっと言う間にあちらこちらに感染してしまう可能性も高い。なので先手必勝です!

飼育者の中には「別に病気じゃないのなら薬を使うのは良くない」とか「せっかく安定している水槽を薬で崩すのは・・・」とためらう方も多いと思います。 でもこの辺は考え方次第だと私は思います。例えば転んで擦り傷を作ってしまった場合、何も治療しなくても治るとは思います。でも、もし患部が化膿したら? 自然治癒と適切な治療との治癒期間を比べたら? 最初にちょっと消毒でもして軟膏を塗っておけば大事には至らなかったのに・・・って経験は誰にでもあると思います。 それと同じではないでしょうか!?

また水槽のバランスが崩れるからと言う理由で何もしないのは・・・考えものですよね? 魚は自分では治療できない。ならば魚を生かすも殺すも管理者なので、こんな理由で遠くアマゾンからやってきた魚を殺すのは・・・。このように考えれば答えは1つですよね?

もちろん何でもかんでも薬を使えって言ってるわけではありません。薬を使うとそれなりのデメリットもあるし、無謀な使い方をすれば治るものも治らない。それら色々を考慮して出た答えが擬似雨季飼育に切り替える寸前でのトリートメントってことになりました。擬似雨季にするのなら濾在も交換しなければいけないし、濾過槽をかなり綺麗に洗浄する必要もある。どうせリセットするのなら、このタイミングで薬を使っても問題ないでしょ!?って感じで毎年行っているんです。 まぁ~このトリートメントが結果としてどのように効果を発揮しているかは分かりませんが、何もしなかった時と比べてエラ病になる確率はかなり減りましたし、その他カラムナリス症も発生してません。またこの辺のストレスがないためか拒食になった魚もトリートメントを取り入れてからは1匹もいません。

リセット後の水作りや管理は若干手間がかかりますが、それでも大きな病気をしないで夏を無事に過ごしてくれることを考えると今の我が家では毎年必要な恒例行事かなぁ~なんて思ったりもします。1年を通じてこの時期って一番発病&死亡率が高いですからね。(^_-)


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P.S. 水草水槽で一部水上葉化したグリーンロタラ(レッドタイプ)に花がつきました。(^^)v 本来は水中で葉っぱを楽しむ水草だけど、花が咲くと違う意味で嬉しいものですね。

壁紙コレクションも更新しました!今回のUp壁紙はガーパイクです。
コメント(15) 
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コメント 15

グータン

僕も今薬浴をしているので、今回のお話し凄~く心にしみます^^’
お花いいですねぇ~水草のお花で黄色は始めてみました!!
うちは白ばっかりなんですよねぇ~ ^^’
by グータン (2008-05-07 10:32) 

ゴロー

飼育始めて初めてのこの恐ろしい時期がとうとうやって来てしまいました。
といっても、すでに先日病気?やってしまってますが^^;
沸きすぎたバクテリア・・・
水換え地獄だった頃、バクテリア、はよーわかんかいって思ってたから、あの時の自分に分けてあげたいっす!
沸きすぎたバクテリア・・・って 水面の油膜とか弾けない泡も沸きすぎたバクテリアですか?
by ゴロー (2008-05-07 12:44) 

日光岩魚

擬似雨期、乾季の再現、非常に興味深くて今までバックナンバーも何度も読ませていただいてます。
自分の場合はピートの量の加減で雨期と乾季を再現しようと、
挑戦中なんですが、ピートはもともと常に定量を入れていただけなんです。たかあきさんの以前の記事を見て、増減させて擬似雨期、乾期再現を試みるようになりました。

ウチも病気でなくても年2~3回の定期薬浴はやってます。
エルバージュとフラジールの混合が多いですが…水産ハダクリーンて水に溶けにくいですよね。自分は薬用アルコールで溶かして使ってます。
黄色いロタラ、綺麗ですね~。
by 日光岩魚 (2008-05-07 13:10) 

たかあき

グータンさん

グータンさんも薬浴中なんですよね!? blogの方を拝見してました。
次週はエラ病についての薬浴などの紹介をする予定なので、また引き続き
見て頂けると嬉しいです。
黄色い花・・・なんか珍しいですよね? 咲き方もちょっとロタラとは違う
雰囲気で???って感じです。


ゴローさん


増えすぎたバクテリア・・・ディスカス飼育では結構悪さすることがありますからね~
セット直後は日々少量の水換えは大変だけど、ディスカスの場合、セット直後の
水槽の方が元気だったりするので不思議ですよね。
油膜も泡ももちろんバクテリアの湧き過ぎであったりすることがあります。
スポンジなら水道水で洗ったり、リングやセラミックなら綺麗にすすいだり
したら泡も油膜も減ることがありますね。


日光岩魚さん

擬似雨季&乾季飼育は結構成果ありますよ!
発色面でも夏と冬でかなり変化があるし、エラの調子も拒食にも効果が
あると数年試しただけだけどいい感じです。
夏はどうしても水温上昇で腐敗や酸欠、濾過だけでは色々と対処するのも
大変ですからね~
ハダクリーン、酢酸でも結構とけますよ! でも最近は何も使わず
すり鉢で少量の水を入れてゴシゴシ混ぜてます。
それでも結構とけてるみたいなので・・・。

黄色いロタラ、結構珍しくありません? 咲いた瞬間「え?黄色?」って
感じでちょっと驚きました。
by たかあき (2008-05-07 16:14) 

moto

私は、去年春と秋に、予防目的でトリートメントをしましたが、
今年は、水槽移動してろ過がやっと出来てきた所なので、
トリートメントするかしないか、迷ってます^^;

グリーンロタラの黄色い花、かわいいですね。
by moto (2008-05-07 18:43) 

たかあき

motoさん

水槽を移動してまだ間もないのでトリートメントは厳しいですかね!?
まぁ~リセットした直後みたいなものだから、今回は何もしないでも
いいのかも知れませんね!?
カラムナリス対策もmotoさんの水槽ならphが落ちやすいので
カラムナリスも容易く増えれないと思うので大丈夫かな!?(^^)v

ロタラの花、なかなか魅力的でしょ!? 黄色くてかわいくて・・・。
水草の花とは思えないような雰囲気をしてます。
by たかあき (2008-05-07 20:42) 

dai8682

毎度!
「最初にちょっと消毒でもして軟膏を塗っておけば大事には至らなかったのに・・・」
この言葉、ゲッと思いました^^;
そうですね、薬への思い、今回の記事で少し考え方が変わりました(^^ゞ

水上葉化したグリーンロタラの写真......
花びらにバシッとピントがあって、その他は綺麗にボケて花の存在感が
際立っていますね
それでいて花の下の水面はピントがあっていて、しっかり水の上で咲いている
花っていうのが認識できる素晴らしい写真......
やっぱり、たかあきさんの写真は凄いね!!
お花の写真も勉強したいので、これからもアップよろしく~
by dai8682 (2008-05-08 00:06) 

たかあき

dai8682さん

薬を使うのって考え方次第だからね~ 特に熱帯魚用に薬であれば
それほど強いこともないし、バクテリアもそう簡単に全滅しないから
わき過ぎたバクテリアを減らす意味でも必要な時期に薬浴するのも
良い選択肢ではないかなぁ~なんて思います。

ロタラの花・・・かわいいでしょ?(^^ゞ
F値を10までもっていって撮ったので、花全体にピントがあったみたい。
マクロレンズだと中途半端な絞りではボケたらいけないところがボケるから
F値を色々変えて撮るといい感じで撮れるかも!?
by たかあき (2008-05-08 11:37) 

dora

こんにちわ
バクテリア・・・ 深いですね(^^;;
以前、他の魚種を飼育している時はバクテリアが増えすぎたなんて事考えもしなかったんですが、ディスカスの場合はバクテリアも多ければ良いってモノじゃないんですよね~ 他の魚でもそうなのかな?^^;
フロントーサやアロワナ・ガーなど飼育している時は外部なんて滅多な事じゃ開けなかったですし、ウール取り替えてるだけでした。
まだ×②初心者状態の僕にはどのくらいのサイクルでろ材のメンテをしていいモノなのかもうまくつかめてないんですが、薬を使ってのトリートメントもありなんだと初めて知りました。。。 まだ×②勉強が足りないですね僕は^^;
by dora (2008-05-08 17:06) 

たかあき

daraさん

ディスカスが特別ってわけではありませんが、今まで色々な魚を飼ってきた中で
バクテリア(浮遊)の多い水ではあまり良い結果がでないと思いますね~
他の魚は多少多めに湧いていてもph低下が極端じゃなければそのままで
いいのですが、ディスカスだとエラの開閉が早くなって下手したら酸欠しますからね~

ディスカスは体に対してエラの比率が他の魚より小さいからだと考えているん
ですけど、実際のところはどうなんですかね!?
by たかあき (2008-05-08 19:14) 

シルク

はじめまして。シルクと申します!
いつも素通りして今まで見てました。(約1年)m(__)m
たかあきさんのディスカス飼育に対すると言うか技術にはいつも色々参考にさせてもらってました。
今度からは素通りせず!質問させてもらってもよろしいでしょうか?
早速:バクテリアの話ではそうですよね!エルバージュ!良いですよね!バクテリアの数を減らし水中内を魚を安定させる意味では良いと思います。
私は常に殺菌灯を使って居るのですが…実際の所どの位バクテリアが水中内から少なくなってるかいまいち掴めてません(泣)
個人の考え方色々有りますが…それでも定期的なトリートメントは必要だと思いますか?いきなりの質問ですみませんm(__)m
by シルク (2008-05-08 19:53) 

たかあき

シルクさん

はじめまして、コメントありがとうございます。(^^♪

殺菌灯をご利用なら浮遊バクテリアに関しては問題ないと思います。
今回の薬浴は殺菌灯を使わない我が家の水槽にとっては浮遊も含め
大半のバクテリアや雑菌類を死滅させ、新たにリセットすることによって
これから細菌症が発病しやすい梅雨を乗り切るための1つの方法なので・・・。
それに加えて殺菌灯ではシストまで攻撃できないエラ吸虫の駆虫と
いう意味でプラジカンテルを同時に処方しました。

結論として、個人的な意見ですが、バクテリアやカラムナリスといった
細菌類には殺菌灯で十分対応できると思います。
それ以外の寄生虫(シスト)の駆虫には定期的なトリートメントは必要かな?
って思います。(^^ゞ
by たかあき (2008-05-08 21:27) 

Rookie

トリートメントってやっぱり必要ですね。。
いつも勉強になります
薬のことで質問なんですけど
フラジール
プラジカンテル
って普通の熱帯魚屋では売ってないですよね?
薬局とかで買えるのでしょうか?
処方箋とかいるんでしょうか?
一応トリートメントするときのためにそろえておいた方がいいかなとおもったので。。。

by Rookie (2008-05-10 16:39) 

たかあき

Rookieさん

最近は薬事法が厳しいのでフラジールは処方箋がないと手に入らないですね。
プラジは「水産用ハダクリーン」であれば錦鯉関係のショップなどで置いている
場合もありますが、セラから出てるTremazolって薬も主成分がプラジなので
こちらの方が手に入りやすいと思います。
by たかあき (2008-05-10 18:51) 

Rookie

あーあやっぱり処方箋がないと買えないんですか。。
トレマゾールですか
分かりました ありがとうございます


by Rookie (2008-05-11 06:36) 

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