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275.泥炭 [日々の徒然]

今シーズンはBW作戦(ブラックウォーター)を休みにしようかと思っていたけど・・・。
年末に奥様が購入したA.ガードネリのデータ収集をしているとエロモナス(松かさ)に弱い面があることと、定期的に(産気づいたら)ちゃんと落ち着いて産むことができる環境がなければ卵が詰まったり病気になりやすい魚であることが判明。そこで急ぎってわけではないけど、奥様のご要望(静かなる命令)で36cm水槽2本をBW仕様にすることにした。
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ウチでは小型水槽をBWにする際は濾過槽に入れたり煮汁を入れたりということはしません! 上の写真のように「ドボリと沈める!」ただそれだけ。 っとは言っても雑菌や微塵を水槽に持ち込むのは好ましくありませんので、とりあえず熱湯の中に数分漬け込んだ後にお箸で味噌汁の中のワカメを掬い上げるようにしてつかめる長さの繊維だけを水槽に入れます。そしてこのまま数週間待てば澄んだ茶褐色の水になり自ずと産卵に最適な環境になってくれるのです。
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Lens:SIGMA20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF
焦点距離:20mm 露出モード:マニュアル(M) 絞り:F3.5
1/13sec 露出補正±0 WB:マニュアル設定 ISO:400 画像モード:JPEG
照明:フラッシュなし エキゾチックロゼ20W マニュアルフォーカス 三脚なし
まぁ~こんな感じでフリーザーパックで圧縮していたピートを解凍してしまったので、余りをそのままディスカスにも使うことに。予定外ではありましたが、BWで泳ぐディスカスってやっぱり一味ちがいますね~ ブルーがギラギラしてワイルド感がたっぷり。(^_-)
さて、ピートつながりで最近気になってることを1つ・・・。今から3年くらい前にこのblogで「北海道産長繊維ピート(園芸用)」を紹介したことがあります。現在も使っているアイテムなのですが・・・。あの記事を書いた当時はAQUAに園芸用を代用する人は少なく、私自身「安くてAQUA用より使い勝手がよいので是非!」って感じで書いたのを覚えているのですが・・・。

今では本来の園芸用としての利用よりネット上ではAQUAに使ってる人が多い。更に記事を書いた直後からショップなどからもメリット、デメリットついての問い合わせもあり、それにも「いいですよ!」的な回答をしてしまって、今では熱帯魚店でも長繊維ピートが売られているのも普通になりつつあります。私一人が広めたことではないと思いますが、ネットの影響力って凄いなぁ~って改めて思いつつ、言いだしっぺではないかも知れないけど、記事にして広めてしまった責任として、1つの問題点も書いておこうと思います。

その問題点とは、国内外においてピートの乱用が広まっていると言う事! 今回のタイトルにもしましたがピートは別名「泥炭」とも呼ばれ、園芸用の土壌改良として、また火力発電の燃料として昔から使われてきました。しかし、石油や石炭と同じでこれを深く考えずに使いすぎてしまったために、ピート産出国(産出地域)では自然環境に大きな影響が出ています。ご存知のようにピートは水生植物や河川周辺の木々が朽ちて水によって分解された残骸ですが、これをエサとする、また住処とする動植物がいたり、これが堆積することで川辺の地盤を形成(強化)したりと本来、人間が手を加えなければ何も問題が起こらなかったものが起こってしまっているという現状があります。

ADAS UK Ltd and Enviros Consulting Ltd (2008) Monitoring of peat and alternative products for growing media and soil improvers in the UK 2007っと言うイギリスのピートに関する報告があるのですが、ヨーロッパでは、この重大な問題に数年前から取り組み、現在農業では自然破壊につながるのでピートはほとんど使われることがなくなったそうです。しかし、専門家である農業に携わる人が使わなくなっても、一般人が土壌改良やその他の用途で使い続けていて現時点では世界全体の年間産出量の69%が一般人使用!

この問題を警告するために各種機関が働いてはいるもののいまだ浸透していないのが現状のようです。特に日本においては農家も一般人もピートを多用している!例えば園芸コーナーの土を見てもらったら一目瞭然ですがピートが入っていない培養土ってほとんどないんです。 アクアでも園芸でもピートピート!って感じで・・・。なので欧米からはかなり批判されてるらしいです!日本は。(^^ゞ

つまり何が言いたいかというと「使うな!」っとは言いません(言えません)が、この深刻な現状を把握して無駄なく使って頂きたい! 例えがおかしいかも知れませんが、Tefeグリーンが禁漁になったりタイ産ダトニオが輸出禁止になっているのと同じで、みんなが何も考えずに無駄に使うとそのうち資源が尽きてしまうということです。 石油や石炭ほど時間はかからないとしても、水生植物がピートになるには1年や2年って話ではありませんのでね。

浮かれてうっかり紹介してしまいましたが、こういう事実もあるので、この記事で責任がとれるとは思いませんが、とりあえずデメリットもはっきり明記して以前の記事への追記・・・っとさせて頂きます。
コメント(4) 
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コメント 4

阿波

何事も 過ぎたるは及ばざるが如しですね
日本の場合 流行っちゃうと どんどん消費が加速して
飽きたら 使わなくなっちゃいますから 
生産ラインの確率まで行かないですものね^^;

特に自然の恵み系は そういった事をしちゃ いけないんでしょうね

とか言いながら 私も大きい袋で 北海道ピート買っちゃいましたから
お天等さんに 笑われないように 全部使い切らなくっちゃですね^^;
by 阿波 (2010-01-06 17:58) 

たかあき

阿波さん

そうですよね。日本人の悪いところですよね。良いと言われればお金はいくらでも!って感じで買い占めちゃって、付加価値をつけちゃったり資源を使い果しちゃったり・・・。その上、飽きたらポイ!みたいなところもあって・・・。ホント申し訳ありませんって感じです。(^^ゞ

でも最近はエコを尊重する人も企業も多くなってきてますので、こうやって記事にすれば、例え使ったとしても、それを十二分に使い切り、また再利できるものはしてくれる人もいるのではないか!?って思いで追記しました。私もピートはもちろんのこと、ソイルや水換えの水、濾材を洗った水など出来る限り有効利用しています。

ピートやソイルはAQUAで用無しになっても園芸なら土壌改良や植え込み材に十分使えますし、水関係は薬さえ使ってなければ、これも土壌細菌の補充と肥料になりますからね! 水草水槽の排水なんてランにはとても適した水で、ランの水やりと水草の水換えはセットで出来るようにタイミングを合わせたりしています。(^_-)
by たかあき (2010-01-06 23:07) 

日光岩魚

たかあきさんこんちは!
ブラックウォーターに浮かぶグリーン、やっぱり雰囲気があって良いですね。
まるで現地の水中写真を見てるみたいです。
ウチはピートが切れたので、今年のブラックウォーター化はパスかもですが
たかあきさんの画像見てると、またやりたい衝動に駆られてます。
レンズはシグマの20mm単焦点ですね?
F1,8は水槽撮影で大きなアドバンテージだと思いますが、
やはり少し絞った方がキレが良いのでしょうか?
うーん、手撮りで1/13秒でこの写り…自分にとっては、ほとんど神業です。
by 日光岩魚 (2010-01-10 16:31) 

たかあき

日光岩魚さん

そうですね。BWで泳ぐディスカスって独特の雰囲気がありますよね~やっぱり。特にブルーラインの色合いが普段とは違っていてそれを引き出す撮影って難しいですけど楽しいです。

20mmの単焦点はこのようなBWだと1.8は使いやすいことは使いやすいのですが、1.8で撮ると正直見せれる写真ではないことも多いですね。このレンズで水槽撮影するのであれば、やはり3.5くらいじゃないと・・・って感じですかね!? それでも暗い水槽では活躍してくれますね。ウチの定番の60mmMacroではワーキングディスタンスの関係からもちょっと辛いことも多いですけど、20mmならなんとか。
by たかあき (2010-01-10 17:49) 

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