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363.年中黒水計画 [小型魚]

しかしまぁ~よく降りました!雨。(台風12号) 特に中国、四国、近畿地方は記録的な大雨で河川の増水や土砂崩れで沢山の人が大変な思いをした(今もしている)ようですが、これ以上被害が拡大しないことを願いたいですね。そして命を落とされた方、怪我をされた方にお見舞い申し上げます。
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さて、前回の記事で書きましたように今回は「なぜ今回ドクターリーフを使ったのか?」っていう理由を考察を交えて書いてみたいと思います。また勝手な理屈を並べていきますので「また始まったよ~はいはい!」って方はスルーしちゃってください。いつもクドくてすみません。(^^ゞ

ってことで早速本題に! まず、性懲りもなくまたチョウセンブラというアナバスを飼う事になったのですが、実は初めから黒水で飼おうと言う気はサラサラありませんでした。8匹買ったのですが(ショップにいたものを全買い)入荷時からあまり調子がよくなかったようでショップの水槽に入れられてる時も光や音に過剰に反応して暴れ狂う状態の上、8匹全てが軽度の松かさのように鱗を立て肌あれしているような状態だったので、持ち帰って直ぐに強い抗生剤から投薬を始め2週間薬浴を行いました。

その結果、外部刺激に対する反応は治まり、食欲も上がり、一見問題ないような状態に改善はしたのですが、軽度松かさのような肌あれは治まる気配がない・・・。でも見た感じ病気のような雰囲気ではないし、これ以上薬浴を続けても意味がなさそう・・・っていうかこれ以上薬浴を続けたら今度は肝機能障害や目の白濁、エラの薬焼けなども考慮しなければいけなくなるので薬浴は終了。

「でも松かさはどうしよう?」って考えた時、「ならばエロモナスを活性化させない飼い方をすれば発症しないのではないか?」そう思ったんですよね。皆さんご存知のようにエロモナスは常在菌の1つでいくら綺麗な水槽の水にも、水道水にだって存在します。また、この菌はストライクゾーンが広く、高水温でも低水温でも高phでも低phでも生きていけます。しかし、一番のストライクゾーンは27℃前後でph7.0前後の水なので一般的な熱帯魚の飼育水はエロモナスにとってパラダイスと言う事になります。この水質で水が汚れてきたらエロモナスにとってはうきうきパラダイス!!
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そんな状態では飼いたくない!!って言うか松かさってる状態で普通の飼育スタイルはヤバい!ってことで、どこでも生きていけるエロモナスだけど活性が鈍るph(細菌不活性化ph)と魚にとって一番体表粘膜に負担の少ないph(体表保護バリアが最も働くph)を再現するためにドクターリーフを使うことを思いつきました。恐らく現時点でのphは5.5±0.5くらいではないでしょうか!?

また黒水にしたのには他にも理由があります。その理由とは「アナバスたちはどんな所でどんな進化をしてきたのか?」・・・。今まで「コップでブクブクなしでも飼える強い魚」だと聞いていたので固定観念でどんな水にでも適応し生きていくことができると勘違いしていましたが、実はそうではなく、止水、つまり水量が少なく流れのない溶存酸素の低い沼のような所で暮らすため直接空気呼吸ができるラビリンス器官が発達し、その上、水が少ない溜め水なので木や葉っぱが朽ちて腐植酸の多い茶色く色着いているような低phな環境なので酸性の水に対する適応力が強い。言い換えると水換えをしないでphが落ちた環境でも生きていける。そして逆に言い換えると中性に近いphに対する順応性がない?(中性では体表保護バリアが機能しにくい?)っていう風に考えたのです。

こういった考察から黒水飼育を行い、現時点では肌荒れも治まり、薬抜きの水になっても発病することなく飼えています。ただ、これで全てが解決出来たとは言えません。一番の問題は水換えのタイミングと量。低phでの飼育なので病原菌は理論上不活性に近い状態になっています。しかし同時に濾過細菌も不活性に近い状態になっているので、水換えのタイミングが遅れれば汚れが蓄積しますし、その汚れが蓄積した状態で水換えの量を誤れば急激にphが上がって還元反応を起こす。水質が酸性なだけに見た目以外の汚れは把握し辛いので(イオン化され無害化しているので)この辺の水換えを感覚で行わなければいけないのでちょっと大変かも知れません。
コメント(5) 
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コメント 5

まる

こんばんは。
この間、某ディスカス専門店で、
PHはそれほど低く無くても良い。
ただし、アルカリ性の水だと、
体表のヌル付きがなく、ウロコがサラッとしている。
弱酸性だとヌル付きがある。
それが体を守る役割をしているから、
中性から弱酸性をキープした方が良いと
言っていました。それが今回たかあきさんが言っている
体表保護バリアなのですね。
ちなみに僕の所は弱アルカリ性です。
早く濾過安定してくれないかな?
でも昨日、その中でも産卵してました。
混泳水槽なんですけど…
ペア水槽は弱酸性なのに産まない…
by まる (2011-09-08 00:46) 

たかあき

まるさん

そうですね~。人間で言えば皮脂などがその役割をしているのだと思います。石鹸でゴシゴシ洗うと皮脂が落ちて肌はキュッキュ!って感じになりますが、その後はカサカサお肌になります。健康な肌ならそれでも直ぐに元通りになりますが、年齢とともに化粧水や保湿クリームを塗らないとカサカサがひどくて皮膚炎などになったりもしますよね? それと同じだと思います。 弱酸性の体表にアルカリの水が触れると当然のことながら反応を起こし酸が中和されます。つまりは粘膜がとかされて、それを再生する為に粘膜を過剰分泌させる・・・。これを何度も繰り返していると人間ならともかく、雑菌だらけの水中に暮らす魚には負担が大きすぎます。ってなことで、黒水を使い弱酸性を維持して粘膜を弱らさない飼育を年中継続してみよう!っていうのが今回の計画なんですけどね・・・。上手くいくかどうかはまだ分かりません。

弱アルカリでの産卵ですが、ディスカスは慣れればアルカリでも平気な顔して卵を産みますからね~。でも孵化率や孵化後の生存率は弱酸性水と比べたら落ちると思います。 弱酸性なら水生細菌を不活性にさせますので卵がカビたりする確率が減りますからね。
by たかあき (2011-09-08 01:24) 

まる

こんばんは。
すみません。質問させてください。
今、ディスカス水槽が3つあるのですが、
そのうちの2つにミジンコが発生中です。
その二つはまだ濾過が安定していないので、出来るだけ
水換えを控えたいと思っているのですが、
ミジンコを減らす良い方法ありますか?
それとも気にしなくて良いのでしょうか?
by まる (2011-09-13 00:35) 

たかあき

まるさん

おっしゃるようにミジンコがいても問題ない!っというか気にしなくてもよいと思います。が!ミジンコが大量にいる(殖え続けてる)状態でしたら水質が富栄養化している証拠なので(ミジンコを生産するには鶏糞を水に入れて殖やしたりするので)もしかしたら水質悪化が起こっている可能性もあります。

これは水換えをしていれば(水質が正常化すれば)ミジンコの餌となるものも減るので自ずと減っていくとは思いますが、どうしても気になるのであればリフィッシュなどの駆虫薬を入れれば消滅すると思います。ただディスカスの色は数週間飛んでしまいます。下手をすれば調子を崩したりもするかも!? ってことで、あまり気にしなくてもいいですが、水質の管理は今まで以上に注意されるのがいいと思います。
by たかあき (2011-09-14 00:41) 

まる

たかあきさん、
返答ありがとうございます。
水換えは糞取り兼ねて、毎日10%位行っていました。
で、魚の調子があまり良くないとか水に粘りを感じると少し多めに50%位していたのですが、
餌が多かったのかな?と言うのと、
水換えの頻度が多かったのかな?と今感じています。
幸い、今日になってPHが下がりはじめましたので
先ずは餌の量の見直しから始めてみようと思います。
ありがとうございました。
by まる (2011-09-14 15:20) 

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